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ラテンアメリカにおける人の移動:オンライン・シンポジウム

2023年10月30日 22時56分

上智大学イベロアメリカ研究所

オンライン・シンポジウム「ラテンアメリカにおける人の移動」

 

ラテンアメリカ地域は、ヨーロッパ、アフリカ、アジアをはじめ多くの地域からの人々を受け入れてきた。また、近年ではラテンアメリカ域内での人の移動も増加傾向にある。本企画では「人の移動」が起こる理由、その特質及び結果について考える。

 

演題/講師:

 ●「ブラジルにおける沖縄移民―同郷団体と方言維持―」/
  ギボ ルシーラ(上智大学外国語学部准教授・イベロアメリカ研究所所員)
 ●「ラテンアメリカにおける移出民増加―背景と影響―」/
  大場樹精(上智大学他非常勤講師・イベロアメリカ研究所準所員)
 ●「ベネズエラ、ハイチからの移民流入とチリの輸出農業」/
  村瀨幸代(北海道大学他非常勤講師・イベロアメリカ研究所準所員)
 ●「米国メキシコ国境地域における先住民の移動」/
  水谷裕佳(上智大学グローバル教育センター教授・イベロアメリカ研究所所員)

 司会:矢澤達宏(上智大学外国語学部教授・イベロアメリカ研究所所員)

 

日時:2023年1120日(月)17:2019:00

形式:Zoomミーティングによるオンライン開催

使用言語:日本語

申し込み:https://eipro.jp/sophia/events/view/IB20231120

     (申込期限:11192330分)

     *申し込み者にはアクセスに必要な情報を前日又は当日にお知らせ

主催:上智大学イベロアメリカ研究所

問い合わせ先:ibero@sophia.ac.jp

 

ラテンアメリカにおける人の移動_flyer.pdf

『チリの民衆文化列車』:オンライン映画上映

2023年10月21日 22時29分

オンライン映画上映会『チリの民衆文化列車』

 

本作は、「民衆の文化列車」として知られたチリ・アジェンデ政府の取り組みを語る。この計画は、全国のすべての州に美術学校を設立するという目標を達成するための第一歩だった。

本作の監督、スペインを拠点に活動するチリの映画監督カロリーナ・エスピノーザは、博士号を取得した社会人類学を通じてドキュメンタリー映画を制作している。独裁政権崩壊で亡命したチリ人の重要性に焦点を当てた初の長編映画『他人の喜び』(2009年)以来、亡命の記憶を描いている。『The Most Noble Operation』(2020年)では、1939年にチリのウィニペグ号で到着したスペイン亡命者の声を収めている。

 

日程:114日(土)午前3時(日本時間)から48時間

形式:インスティトゥト・セルバンテスのVimeoチャンネル
料金:無料

 

原題:El tren popular de la cultura

監督:Carolina Espinoza

制作年:2015

フォーマット:デジタルファイル

上映時間:長編映画60

ジャンル:ドキュメンタリー

制作国:チリ、スペイン

原作:スペイン語

字幕付:英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、スペイン語

詳細:https://cultura.cervantes.es/tokio/ja/El-tren-popular-de-la-cultura/164756

フェルナンド・ペソアと異名者~ペソアの世界を読み解く朗読とトーク

2023年10月19日 18時05分

フェルナンド・ペソアと異名者~ペソアの世界を読み解く朗読とトーク


図書企画展「ペソアの歩き方 ポルトガルに接近!2」(詳細はページ下部参照)の関連イベントです。ペソアの詩の世界を朗読と音楽とトークで体感する。

日時:10月29日(日)15時~16時30分(開場:14時)
会場:奈良県立図書情報館 1F交流ホール
定員等:80名 ※要申し込み・先着順
料金:無料

言語:朗読はポルトガル語で、日本語の字幕
朗読:サラ・モニス(パフォーマー)
音楽:岡田カーヤ(音楽家/サックス奏者)
お話:渡辺一史(ポルトガル近現代文学・思想史研究家)


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フェルナンド・ペソア生誕135年/日本・ポルトガル交流480周年記念図書企画展
「ペソアの歩き方 ポルトガルに接近!2」

ポルトガルの国民的詩人フェルナンド・ペソアの生誕135年とポルトガル人が日本の種子島に到着し日本人との交流を始めて(1543年)から480周年を迎えたことを記念し、図書企画展「ペソアの歩き方 ポルトガルに接近!2」を開催中。
昨年10月の、図書企画展「ジョゼ・サラマーゴとポルトガルに接近!」に続く第2弾。サラマーゴをはじめ、欧米や日本の作家などにも大きな影響を与えたペソアの足跡を辿りながら、その著作や影響を受けた作家などの関連図書を紹介するとともに、日本とポルトガルの長い交流関係を振り返る図書や改めてポルトガルを知る図書を展示し、文化の側面からポルトガルの姿を、そして日本との関わりを紹介する。

会期:9月30日(土)~10月29日(日)
会場:奈良県立図書情報館 2F図書展示スペース

『私の祖父アジェンデを超えて』:オンライン映画上映

2023年10月16日 13時35分

オンライン映画上映会『私の祖父アジェンデを超えて』

サルバドール・アジェンデの孫娘、マルシア・タンブッティ・アジェンデ監督は、本作で、1973年9月のクーデターで軍によって倒された社会主義大統領である祖父の生涯とイメージを再構成。亡命と苦痛によって課せられた沈黙を破り家族が胸の内を語っている。

日程:10月28日(土)午前3時(日本時間)から48時間
形式:インスティトゥト・セルバンテスのVimeoチャンネル
料金:無料
詳細:https://cultura.cervantes.es/tokio/ja/Allende,-mi-abuelo-Allende/164754

原題:Allende, mi abuelo Allende
監督:Marcia Tambutti Allende
制作年:2015
フォーマット:デジタルファイル
上映時間:98分
ジャンル:ドキュメンタリー
制作国:チリとメキシコ
原作:スペイン語
字幕付:英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、スペイン語


『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』:オンライン映画上映

2023年10月16日 13時26分

難民映画祭『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』

ベネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメルは、ロサンゼルス・フィルハーモニックなどの名門交響楽団を率いて、「奇才」の名をほしいままにしていた。本作は2017年、ベネズエラの政治的・経済的な争いにより、ドゥダメルが計画していた同国最高峰の青少年オーケストラ、シモン・ボリバル交響楽団のツアーが中止されるところから始まる。ドゥダメルはベネズエラを去り、オーケストラのツアーも中止となり、ボリバルの若いメンバーはベネズエラの街頭で何百万人ものデモ隊に加わることになる。しかし、ドゥダメルは音楽家たちが演奏できるよう闘い続け、国際的なコンサートを開催する。


日程:2023116日(月)10001130日(木)2359
形式:
オンライン開催

申し込み:https://rrf2023online1.peatix.com/

料金:無料 ※寄付つき鑑賞¥1,000もあり

詳細:https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff

 

原題:!Viva Maestro!

監督:Ted Braun

制作年:2022

上映時間:99

ジャンル:ドキュメンタリー

原語:スペイン語(日本語・英語字幕)

 

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この映画は18回難民映画祭2023(詳細:https://youtu.be/0h1nlO0m7X8

)の上映作品のうちの一本です。他の5作品は以下の通り。

 

心の涙をことばにして ~今日を生きる子どもたち~

ドキュメンタリー/2022年/75分/フランス語(日本語・英語字幕)/原題:Unspoken Tears (Trauma Through Words) / 監督:HélèneMagny

 

私は歌う ~アフガン女性たちの闘い~

ドキュメンタリー/2022年/90分/ダリ語(日本語・英語字幕)/原題:And Still I Sing/監督:Fazila Amiri

 

南スーダンで生きる ~ある家族の物語~

ドキュメンタリー/2022年/83分/英語、アラビア語、ディンカ語(日本語・英語字幕)/原題:No Simple Way Home /監督:Akuol de Mabior

 

マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜

ドキュメンタリー/2022年/61分/英語(日本語字幕)/原題:THE MIND GAME/監督:Sajid Khan Nasiri, EefjeBlankevoort, & Els van Dri

 

シャドー・ゲーム ~生死をかけた挑戦~

ドキュメンタリー/2021 / 90分/英語(日本語字幕)/原題:SHADOW GAME/監督:Eefje Blankevoort & ElsVan Driel

リズム・インプロヴィゼーション・ダンスの魅力:バスク映画特集

2023年10月11日 13時52分
バスク映画特集:リズム・インプロヴィゼーション・ダンスの魅力

TUFS Cinemaにおきまして、「バスク映画特集:リズム・インプロヴィゼーション・ダンスの魅力」を開催します。「日本・バスク州2023」交流年の締めくくりとして、バスク文化の魅力の一端をお楽しみ楽ください。

日時:2023年12月1日、8日、15日(金)18:15~
プログラム:12月01日『遊牧のチャラパルタ』(原題:Nömadak TX)
      12月08日『ベルチョラリ〜バスクの即興歌人〜』(原題:Bertsolari)
      12月15日『バスク・ダンス万華鏡』(原題:Dantza)
      ※各上映後、映画監督等が登壇し、トークや解説があります。
場所:東京外国語大学TUFS Cinema
   東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
   東京都府中市朝日町3-11-1
参加費:無料

問い合わせ:東京外国語大学 広報・社会連携課(TUFS Cinema担当)
      Tel:042-330-5441(平日9:00~17:00)
      E-mail:tufscinema@tufs.ac.jp

『チリ、執拗な記憶』:オンライン映画上映会

2023年10月7日 21時35分

オンライン映画上映会『チリ、執拗な記憶』


 

映画監督パトリシオ・グスマンは、クーデター以来、民主主義国家としてのチリの未来が打ち砕かれた記憶をスクリーンに映し出してきた。アジェンデ政権を理解するための三部作『チリの戦い』、モネダ宮殿襲撃とその後の日々の現地記録は、ラテンアメリカのドキュメンタリーにおいて重要な位置を占めている。監督はその後『チリ、記憶の記憶』(1997年)、『ピノチェト事件』(2001年)、『アジェンデ』(2004年)などで同テーマを取り上げ続けてきた。『チリの戦い』で捉えた恐ろしい事件から20年以上経ち、当時のドキュメンタリーの主人公たち、あのクーデターに何らかの形で関わった人々に再会するため、グスマン監督が祖国サンティアゴに戻る。

 

日程:1021日(土)午前3時(日本時間)から48時間、

形式:インスティトゥト・セルバンテスのVimeoチャンネル

 

原題:Chile, la memoria obstinad

監督:Patricio Guzman

制作年:1997

上映時間:52

ジャンル:Documental

制作国:Chile

原語:スペイン語

字幕付:英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語

詳細:https://cultura.cervantes.es/tokio/ja/Chile,-la-memoria-obstinada/164755

無限の魂:メキシコ南部マヤ族における「人」に関する存在論:講演会

2023年9月22日 14時12分

京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター

「無限の魂:メキシコ南部マヤ族における『人』に関する存在論」講演会

 

日時:2023928日(木)17:3019:00

主催:京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター

講演者:ペドロ・ピタルチ(マドリッド・コンプルテンセ大学地理歴史学部教授)

使用言語:スペイン語(通訳なし)

参加費:無料 事前申込

参加方式:Zoomによるオンライン形式

申し込み:https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=bR7gRsQR

                 ※講演会案内・申し込み方法等、以下のURLをご覧ください。

 

問い合わせ:

京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター

615-8558 京都市右京区西院笠目町6

E-mail: ielak@kufs.ac.jp

新しい「サン・ジョルディ伝説」を紡ぐ:オンライン・インタビュー

2023年9月11日 13時31分

TALENTSシリーズ
第14回:伝統を革新する―サン・ジョルディに新しい時代を―

今回のゲスト三人の手によって生まれた絵本「もうひとつのサン・ジョルディ伝説」。カタルーニャに古くから伝わるサン・ジョルディの物語を新しい視点でつくりかえたこのお話は、登場人物たちの友情を軸に、ステレオタイプに疑問を投げかけます。母でもあるゲストの三人がこの絵本をつくるに至るまでの経緯や、この物語に込めた思いについて、お話をうかがいます。

ゲスト
マリア・ノーベル(作家)
一児の母。先日、第二子を出産したばかり。メカニカルエンジニアとしてキャリアを積むも、労働環境での不平等に悩まされてきた。差別をしないように子どもたちを教育するにはポジティブなメッセージが最善と信じ、4年前、名付け子のために、後に絵本として出版されることになるサン・ジョルディ伝説をリニューアルした物語を執筆。

アイナ・プラ(デザイナー、アートディレクター)
二児の母。美術を学び、版画とプリンティングを専攻。出版社Triangle Editorialで編集者として働きながら、文化・芸術活動のマネージメントやコミッショナーを務める。昨年、新しくTriangle Kidsを立ち上げた。

バルバラ・サンソ(イラストレーター)
一児の母。2009年から、JuventudやSusaeta i Salvatellaのイラストレーター、デザイナーとして活動。2017年のボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアのカタルーニャ・バレアレス諸島代表。


日時:2023年9月30日(土)日本時間19:00(カタルーニャ時間12:00)より
主催:関西カタルーニャセンター
ゲスト:マリア・ノーベル(作家)、
              アイナ・プラ(デザイナー、アートディレクター)、
              バルバラ・サンソ(イラストレーター)
使用言語:カタルーニャ語と日本語
開催形式:Zoomミーティング ※要事前申し込み
申込先:9月29日(金)までに以下のいずれかにて。
              Peatixから:https://talents14.peatix.com/
              申込フォームから:https://sgfm.jp/f/talents14
              ※お申し込みの方に、Zoomミーティングへの招待をお送りします。
参加費用:無料(ライブ配信のみ)と応援チケット(500円)から選択
※「無料(ライブ配信のみ)」をお選びいただいた場合、録画をご覧いただくことができません。当日の参加が難しく後日録画をご覧になられたい方は「応援チケット」をお選びください。

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【関西カタルーニャセンターが企画するオンラインインタビュー TALENTSシリーズとは】

毎回、様々な分野の才能あふれる方々をゲストにお迎えするオンライン・インタビューシリーズ。“Talent(=才能)”に出会える場というコンセプトで、TALENTSシリーズと名付けました。カタルーニャ語話者にも、日本の皆様にもお楽しみいただけるよう、カタルーニャ語と日本語を交えながらインタビューを進めていきます。

「応援チケット」をご購入いただいた方には、イベントへの参加に加え、後日録画を配信させていただきます。TALENTSシリーズを今後も息長く続けていくために、あたたかい応援をいただければ幸いです。